「ちはやふる」第二十四首「をのへのさくらさきにけり」

ついに頂上決戦。名人戦とクィーン戦です。

観戦すべく太一の家にやってきた千早。しかし、そこにはミセスプレッシャーが･･･。

ゆっくりしてってと言われても･･･。

ひょえぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!!

リビングでコーヒーを出されても･･･((((；ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

太一に部屋に誘われてなんかドキドキする。

背後からの視線に更にドキドキする。きしゃーっ！

太一の部屋で２人っきり。始まる前からどきどきの展開ですが。･･･とそこにやってくる太一母。
かなちゃんたちが来たようです。４２型の「小型」テレビに驚愕の肉まんくん。

さて、千早注目のクィーン防衛をかけた詩暢のかるた。

クィーン戦は２年連続で詩暢対ユーミン。

前年の対決は見てませんし、２人の立場も逆です。クィーン・詩暢に挑戦する山本由美という構図。

･･･がっ！

なんだあのデブ体型は･･･。

かなちゃんは詩暢の高価そうな袴に愕然。

その手にはスノー丸の限定レアアイテムが。

スノー丸グッズが当たるまでアイスを食べ続けた詩暢。見た目に頓着しない彼女らしいと言えばらしいんですが。

１回戦は５枚差で詩暢の勝ち。２回戦が始まろうとしていた。

あまりのほんわかさに昨年のプレッシャーを感じないユーミン。

２人のプロフィール紹介。あまりに容姿が違うのため（？）詩暢の映像はロングのみ。

祖母から受け継がれた袴を着用していた詩暢。

「重い」「暑い」といつもの調子が出ない。ユーミンに３連取を許してしまう。
「ごめん。」取ってあげられなかった札に謝る詩暢。

ここで詩暢の回想シーン。区会議員の祖母。離婚してで戻った母。
祖母の指示で習い事をやらせるもうまくいかない。そんな彼女がかるたに興味を持った。
母は否定的だったが、祖母はかるた会に行かせることにした。

「重いのは着物やない。身体や。」重いのは祖母のプレッシャーではなく自分自身。

「こんなことしてたら嫌われてしまう」と自分を取り戻す。

学校でもずっとかるたを見つめる詩暢。ある日、最低男子がいたずらでかるたの札を隠してしまう。
そんなときにも黙って１枚１枚探す詩暢。９９枚見つかってあと１枚。それは蛍光灯の上にあった。
届かない場所にあったその札は風と共に詩暢の元へ帰ってきた。

詩暢とかるたは見えない糸で繋がっていたのだ。

その糸を札に見て詩暢のかるたは展開する。以前千早と対戦した時に５枚の札を取られた。
「次は１枚も取らせない」とは「友」を取られた悔しさだった。

「１００人の友達ができたと思った仲良くしなさい。」原田先生の言葉が千早の脳裏に浮かぶ。

詩暢の思いに気づいた千早は思わず涙ぐむ。

立ち直った詩暢は６連取して逆転。ペースを掴む。
そんな中、飛んできた札が詩暢の背中に当たり動きを乱された。

隣でやっている名人戦の札である。詩暢より早い反応をした名人からの威圧感。

試合は１３枚差で詩暢が勝利。２連覇を果たした。

かるた会挙げての作戦も通じないほどの実力差。由美は控室で涙に暮れた。
隣の部屋でそーっと様子を窺っていた北野先生たち。その姿を見て「またここに来たい」と指導を願う由美。

クィーン戦が終わり、うずうずの千早は太一に札広げていい？と訊く。

無言の太一。なんでもかんでも千早の要求を聞いていてはダメだ。
「このスットコドッコイ！」肉まんくんが千早を叱りつける。

ここからは名人戦だぞ！新も福井で観戦中。

その画面では３連覇中の名人・周防久志が紹介されていた。今年も大学を留年したという残念なナレーションで。

１回戦は５枚差、２回戦は１３枚差で周防の連勝。クィーン戦と同じ枚数差に「趣味悪い」と呟く詩暢。
わざと同じになるように試合を進めていたのだ。相手の武村は既に戦意喪失寸前であった。

２字決まりの札を１字で取れる周防。１字決まりは通常７枚だが彼には２８枚あるという。

恐るべき名人・周防の力に驚愕する千早。

ここに来て新キャラ・周防久志登場。とても最終回前とは思えません。第２シーズンに期待です。
この名人戦の決着はコミックスでは９巻。最新刊が１６巻だし半年くらいしないと第２シーズンは作れないか。

というわけでいよいよ次回が最終回です。

エンドのテレビの中にプレッシャーをかけるあの人の姿が･･･。

こういうお遊びって好きだなあ。


【今回の一首】

高砂の　尾の上の桜　咲きにけり　外山の霞　たたずもあらなむ
権中納言匡房
（高い山の頂に桜が咲いた。人里近い低い山の霞よ、どうか立たないでおくれ。桜が見えなくなるから。）